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さて、歯周基本治療が終わったのですが、まだ歯周ポケットが深く出血や排膿(膿が出てくること)が診られる場合どうしたらいいのでしょう
環境がよい状態まできた場合、歯を抜かず頑張って治療する方法としては 『歯周外科手術』 という治療法があります。
この手術の目的は
1.歯周ポケットの除去、もしくは改善
2.歯周組織の形態を修正することで、ブラッシングなどの口腔清掃をしやすくすること
3.スケーリング、ルートプレーニング時に根面への器具を到達しやすくすること
4.破壊された歯周組織の再生を図り、歯を抜かないよう保存させること
上記のそれぞれの目的のために色々な手術方法はあります。
歯周基本治療だけでは足りなかった治療を手術をして補う、といった感じです。
「手術」ということですので、当然歯肉を切って、歯を骨に埋まっている部分まで見えるようにしていきます。
そこから、それぞれの目的に合う手術法に従って、手術を行っていきます。
ここで一番大切なことは
その手術をして歯を抜かない済んでも、今後も今まで以上に口腔内をキレイに保っていないと
また歯が抜けてしまうほどになってしまう、という事です。
やっぱり基本は 『歯ブラシの仕方』 です。
しっかりとした歯ブラシの仕方を行い、歯周基本治療が終わるまで
頑張って口腔環境を整えていきましょう。
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