スタッフブログ
フッ素は虫歯になりにくい、と言われていますが、どのように虫歯になりにくいのか?お話したいと思います。
食べた後、しばらく歯を磨かないでいると、お口の中にプラーク〈細菌の塊)が形成されます。

そのプラークは糖分をエネルギーに『酸』を作り出し、歯の表面からカルシウムイオンやリン酸イオンなど、ミネラル分を溶かしていきます。これを脱灰といいます。この脱灰が進むと虫歯になります。
初期の脱灰部分に唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが再び歯に戻って歯の表面が修復されます。
これを再石灰化といいます。
ではフッ素はどの場面ではたらいているのか?

フッ素が磨き残したプラークに入って『酸』を作るのを抑えたり、再石灰化を促したりします。
その結果、虫歯菌が出す『酸』に負けないような強い歯の表面になるのです。

佐藤歯科医院では、歯周病検査の際、または自由診療を行う際、患者さんのお口の状態を記録に残すために、口腔内写真を撮っています。

撮る方も撮られる方も大変そうですが、記録として残しておくと、何か起こった際の確認や、数年前の状態との比較など、患者さん自身にもお見せしてお話することが出来ます。

こうして記録として撮っておくと、レントゲンでの説明で分かりずらい場所を画面に出して説明出来たりもします。
歯や歯肉の治療の説明は分かりずらい、という方が結構いらっしゃいます。
わたしも一生懸命説明し、患者さんに納得して頂いてからの治療を心掛けていますので、
こうした写真やレントゲンなどの視覚的な情報がある方が分かりやすく説明出来ます。
7月に入り、佐藤歯科医院は12年目を迎えました。
下の写真は開業当時の写真です。
開業当初は同じ落合ビルの5階に診療所がありました。
4年ほど経ったある日、1階のテナントが空く事を大家さんからお聞きして移る事にしました。
移るといっても簡単な事ではなく、新しい医院の設計~内装製作~診療機材の設置、等々。
そして今の1階での診療所での診療がスタートしました。
開業して12年目。色々と大変な事もありました。
ここまでやって来れたのでも、患者さんやスタッフの皆さん、業者の皆さん、佐藤歯科医院に関わる全て人々のお蔭だと思います。
今後も 『患者さんの立場にたった患者さん想いの より良い治療』 を提供出来るよう頑張っていきたいと思います。



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