スタッフブログ
去年、ユニットと呼ばれる歯科診療台を新しく致しました。
この場所で開業して11年になりますが、その前から使っていたものでしたので、おそらく15年以上使っていたのではないかと思われます。
プラスチックで出来た取っ手が割れたり、切削機械の回り方が遅くかったり、診療していく毎に壊れてきたので、ついに買い替えを行いました。
一見、あまり変わってないように思いますが、使ってみると大分違います。
今まで使っていたユニット
新しくなったユニット
お金も掛かりましたが、機械の回転数など細かい調整が出来るため、さらに診療の質が上がると思います。
あとレントゲンも新しく致しました。
被ばく量が格段に抑えられるようになります。
治療を受けている間は、患者さんによっては緊張されていらっしゃる方もいますので気が付かないかもしれませんが、治療をするドクターや歯科衛生士はより治療がしやすくなったと思います。
患者さんの中には横になっている間に寝てしまう方もいらっしゃいます。
それだけリラックスして頂けていると思うと機械も変えた甲斐があります。
機械だけよくするのではなく、治療の質も上げていけるよう、さらに患者さん想いの治療が出来るよう今後とも切磋琢磨していきたいと思います。
先日、『記録に残す』というBlogを投稿致しました。
患者さんの経過を診る事も大切なのですが、症例としても記録してありますので、これから佐藤歯科医院で行った治療の症例を少しずつではありますがお見せして、同じような悩みのある患者さんへの参考になれば、と思います。
前歯の審美障害を訴えて来院された患者さんです。
前歯の被せている歯と歯肉の間に黒い線が見えます。
虫歯?と思ってしまいますが、このケースの場合は被せものの縁の金属部分が見えてきてしまっている状態でした。(ただし虫歯の場合もあります)
正面4本の被せものを外して仮の歯に代えます
仮歯の状態で歯周病治療を行い、歯肉の治癒を待ってから、新しい歯の製作をしていきます。
歯の色に目が行きがちですが、歯周治療を行ったため、前の写真と比べても歯肉の色がかなりピンク色に変わっているのが分かると思います。
さらに前歯4本に近い歯も白くしたいご要望もありましたので、全体的にも白さを上げるようホワイトニングを行いました。
奥の歯との色の違いはありますが、患者さんの希望により、少し明るめの歯の色を選択してセラミックを使用した歯を装着致しました。
今回の患者さんの前歯の場合、噛み合わせ、歯周病、ブラシ圧など、いろいろな要素が加わり審美障害を起こしていました。
原因を掴めず、ただ白い歯のやり直しは、何年後また同じような状態に成りかねません。
そうなってしまった原因を解明し、今後また同じようにならないためご指導も、佐藤歯科医院では患者さんに行っております。
8月最後の週末はスタディグループの納涼勉強会へ参加して来ました。
講師の先生は大学病院の歯周科准教授の先生で、歯周病とインプラントに起こり得る歯周病〈インプラント周囲炎といいます)についてお話されて下さいました。
2時間という短い間でしたが、過去のエビデンス〈生物学的根拠)に基ずいた説明の仕方で大変勉強になりました。
今後も、こうした勉強した事を毎日の臨床に役立てていきたいと思います。
夏休みは家族で大阪に遊びに行きました。
学会などでは大阪に来ることはありましたが、家族で遊びに来たのは初めてでした。
実は大学の同級生が住んでいるので、お邪魔させて頂き、久しぶりに楽しく過ごすことが出来ました。
大阪の食べ物は早い・旨い・安い という3拍子そろったお店が多いらしく、滞在中行ったどのお店も美味しく食事を頂く事が出来ました。
先週末、地元のお祭りに行ってきました。
下の娘と一緒にいろいろな屋台を見て歩きました。
威勢の良い声で沿道を進むお神輿も見れました。
上の子は友達同士でお祭りを廻りたいらしく、別行動。
子供は大きくなると段々そうなっていくのだなあ、とさみしいような嬉しいような複雑な気持ちになりました。
天気も最高でビールが美味しく頂けた一日でありました^^
フッ素は虫歯になりにくい、と言われていますが、どのように虫歯になりにくいのか?お話したいと思います。
食べた後、しばらく歯を磨かないでいると、お口の中にプラーク〈細菌の塊)が形成されます。
そのプラークは糖分をエネルギーに『酸』を作り出し、歯の表面からカルシウムイオンやリン酸イオンなど、ミネラル分を溶かしていきます。これを脱灰といいます。この脱灰が進むと虫歯になります。
初期の脱灰部分に唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが再び歯に戻って歯の表面が修復されます。
これを再石灰化といいます。
ではフッ素はどの場面ではたらいているのか?
フッ素が磨き残したプラークに入って『酸』を作るのを抑えたり、再石灰化を促したりします。
その結果、虫歯菌が出す『酸』に負けないような強い歯の表面になるのです。
佐藤歯科医院では、歯周病検査の際、または自由診療を行う際、患者さんのお口の状態を記録に残すために、口腔内写真を撮っています。
撮る方も撮られる方も大変そうですが、記録として残しておくと、何か起こった際の確認や、数年前の状態との比較など、患者さん自身にもお見せしてお話することが出来ます。
こうして記録として撮っておくと、レントゲンでの説明で分かりずらい場所を画面に出して説明出来たりもします。
歯や歯肉の治療の説明は分かりずらい、という方が結構いらっしゃいます。
わたしも一生懸命説明し、患者さんに納得して頂いてからの治療を心掛けていますので、
こうした写真やレントゲンなどの視覚的な情報がある方が分かりやすく説明出来ます。
7月に入り、佐藤歯科医院は12年目を迎えました。
下の写真は開業当時の写真です。
開業当初は同じ落合ビルの5階に診療所がありました。
4年ほど経ったある日、1階のテナントが空く事を大家さんからお聞きして移る事にしました。
移るといっても簡単な事ではなく、新しい医院の設計~内装製作~診療機材の設置、等々。
そして今の1階での診療所での診療がスタートしました。
開業して12年目。色々と大変な事もありました。
ここまでやって来れたのでも、患者さんやスタッフの皆さん、業者の皆さん、佐藤歯科医院に関わる全て人々のお蔭だと思います。
今後も 『患者さんの立場にたった患者さん想いの より良い治療』 を提供出来るよう頑張っていきたいと思います。
先週6/21は父の日でしたね。
自分は家で飼っている金魚の水槽を洗ったり、お風呂掃除をしたり、と色々な用事を済まそうと動き回っていたため、父の日の事を忘れていました。
外に買い物に行っている間に、かみさんから電話があり、『娘と一緒に、お父さん用の折り畳み傘を選んでいるのだけれども、どんな感じがいい?』と聞かれて初めて、今日が父の日であると気付きました。
娘から、『どんな感じの傘がいいかな?^^』と聞かれたのですが、実は3本折り畳み傘を持っていたため、正直にその事を言い、プレゼントはなし、としてもらいました。
娘は残念がっていましたが、選んで買おうとしていた折り畳み傘は、自分がよく使っている傘とかなり似ているようで、それを聞いた娘も納得してくれていました。
代わりとして、手作りの 肩もみ券、背中乗り券、数枚が入ったリラックス袋を頂きました^^
その晩、子供たちから、父の日のお手紙をもらいました。
ホッとする家族との良い一日でありました。
初診相談・カウンセリング
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